『日本時代はいつまで続く』
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〔副題〕 一九九〇年への先見力
〔編者〕 日本経営企画センター
〔シリーズ〕 -
〔出版社〕 パレルガ書房
〔発行年〕 1981-05-11
〔ページ〕 208頁
〔ISBN等〕 -
〔価格〕 定価1,000円
〔箱・帯〕 箱:なし 帯:不明
〔体裁〕 四六判 19.5cm×13.5cm  ハードカバー
〔図表〕 あり
〔注記〕 装幀;桐弘史郎
〔分類〕 図書
〔備考〕 編集後記に、以下の記載がある。
《〔編集部 註(1)今回の出版は弊センター主催月例経済研究会の最近の討論記録です。(2)上条俊昭氏第二部論文は著者が最近一橋講堂において講演したものをまとめたもの。(3)細見卓氏第三部特別講座は同氏が興銀顧問時代の五十五年九月十日に講演されたものを当編集部がまとめたものです〕》

 

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目次
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目次 4

 

第一部 討論

 

 日本企業の針路を語る── 一九九〇年への先見力 ── 9
  総合司会・評論家 竹村健一
  パネラー・新日本製鉄(株)参与総合調査部長 河野力
  同・野村総合研究所専務・東京研究本部長 上条俊昭
  同・筑波大学助教授(政治学) 中川八洋

 

 これからの日米関係はどうなるか 11
 米国の経済社会の欠陥は三つもある 11
 アメリカの経済が回復して強くなってくれる方が日本にとってはよいことだ 16
 最近アメリカでは、日本をもう一回勉強し直そうというムードが強く起っている 17
 アメリカの一流企業が日本のシステムを導入し始めた 19
 鉄鋼での日本の技術格差はどの程度なのか 20
 イノベーション、それから投資のタイミングが非常に重要だ 23
 現在アメリカの自動車の登録台数の四〇%強が小型車になっている 24
 コストダウンに一番効くのは省エネルギー対策だ 26
 日本の場合、先端産業プラント類の輸出では後位にある 27
 レーガン政権は制度的硬直性にどう対処するのか 28
 戦後の日・英の政策の上手、下手 29
 石油ショック後の日本の奇跡 30
 八〇年代の日本は案外余り危機にならずにうまく切り抜けるのじゃないか 32
 日本政府が八〇年代に一番やらないかん問題 34
 八〇年代の日本の取る対米戦略 35
 日米企業交流の最大のネックは何か* 39 *目次になし
 日本は一般消費者向けの大量生産技術開発に強いのが特徴だ 41
 日米のこれからの国際的な生き方*の可能性 41 *本文では「生きかた」
 八〇*年代から以降の対米対応策はどちらかと言えばウエイトは政府にある 44 *本文では「八十年代」
 日本は余り高い望みを持たないで、民生用だけに注力したために成功したのだ 46
 日本人は一を聞いて百を知るというのでアメリカ人は警戒する 48
 日本の困難は、根本的な技術革新が起こる九〇年代に起こるだろう 48
 一つぐらいのバーゲニングパワーを持つべきだ 49
 マスコミの問題点は重大だ 50
 次に必要なのは教育制度 51
 日本人は独創性がないとは考えられない 54
 金融の過保護は高度成長期には非常にバイタリティーがあったが、ところが今は日本の金融自体が大きな問題を抱えることになってきた* 60 *目次になし
 歩のない経済が、九〇年代から二十一世紀へかけて起ってくる 66
 日米の格差は大体十年ぐらいはまだ*大丈夫だろうか 68 *目次に「まだ」の字なし

 

 

第二部 討論会パネラーレポート 79

 1 日本経済の命題 河野力
    日本人は錯覚を自覚せねばならぬ 82
    国際化と経済安全保障体制の確立 85
    わが国の労働人口の高齢化にいかに対処するか 86
    民間活力の維持をいかにするか 87
    
 2 アメリカ及び日本の企業経営 上条俊昭
    「日本的経営」ブーム 90
    変貌するアメリカの企業経営 91
    将来の日本的経営 96
    
 3 米国経済の繁栄こそ日本の国益 中川八洋
    米国経済の現状は深刻である 100
    米国経済再活性化には最大の協力を! 111
    武器技術日米協力の再検討を急げ! 115
   
第三部 特別講座 119

 1 円相場と日本経済の実力 細見卓
    日本は基本的に加工貿易国 121
    日本経済は本当に強いのか 127
    日米の経済摩擦 137
    日本円のゾーン 141
    日本経済の国際化は必然的だ 144
     
 2 レーガン政権と国際経済─日本の進路 高橋毅夫
    第二次石油危機の影響から検討してみましょう 157
    今回は石油消費節約が相当に進行中だが、その原因は 159
    今後の展望に影響を与える大きな問題点 163
    イ・イ戦争とサウジの石油政策 166
    アメリカの高金利、インフレーションの問題 169
    レーガン政策構想の三つの柱 172
    米国病とは何か 176
    ドル・円・マルク相場について 182
    日本経済が世界経済の中で評価される特徴点 188
    共産圏の問題点 190
    日本経済の今後の展望 195

 

編集後記

 

著者紹介 207

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著者略歴
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所蔵
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国立国会図書館 なし
都立中央図書館 なし
都立多摩図書館 なし


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情報元
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他文献
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備考
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・都道府県立図書館では福岡県立図書館にのみ所蔵。

 

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内容
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更新履歴
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2013-07-25
2013-08-22 情報を追加しました


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