『皇統断絶』
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〔副題〕 女性天皇は、皇室の終焉
〔著者〕 中川八洋(筑波大学教授)
〔シリーズ〕 -
〔出版社〕 ビジネス社
〔発行年〕 2005-05-01
〔ページ〕 270頁
〔ISBN等〕 4-8284-1190-9
〔価格〕 定価:本体1600円+税(1,680円)
〔箱・帯〕 箱:なし 帯:あり
〔体裁〕 四六判 19.5cm×13.8cm ハードカバー
〔図表〕 あり
〔注記〕 -
〔分類〕 図書
〔備考〕 -
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目次
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(天皇にご即位されれば)
第一部 愛子内親王殿下は「最後の天皇」
第一章 「女性天皇」は、皇室の終焉 16
第一節 ”ご懐妊の禁止”と皇婿の不在 16
第二節 「旧・宮家の皇族復帰」阻止──皇統断絶の企て 22
第三節 男子皇位継承者が多数存在すること──「女性天皇」の絶対条件 37
附 録 「土井たか子の息子〔息子に傍点〕」の「双系主義〔妄語とルビ〕」 43
第二章 「コミンテルン三二年テーゼ」の、「女性天皇」論 52
第一節 戦争責任論・退位論──第一期天皇制廃止運動 52
第二節 「女性天皇」論〔第二期天皇制廃止運動とルビ〕の烽火──読売新聞・朝日新聞・青木書店〔日本共産党とルビ〕 68
第三章 皇統に「養子」は一例もない
─「女性宮家」は伝統自壊、そして皇胤絶滅 83
第一節 「皇室への婿養子」──皇統撹乱の罠 83
第二節 「宮家間の養子」の禁止──井上毅の叡智 92
第三節 皇胤絶滅を狙う「女性宮家」論 97
第四章 旧・皇室典範──全面復活すべき「皇統護持の神髄」 109
第一節 井上毅の”不朽の学理”への中傷キャンペーンの狙いは? 109
第二節 E・コークの”法の支配”、井上毅の”古格・旧慣の尊重” 121
第五章 「愛子皇后〔皇后に傍点〕陛下」のみ、皇統を救う 113
第一節 ”寂寥の孤独”の、「愛子天皇〔天皇に傍点〕陛下」 144
第二節 久邇宮〔宮に傍点〕家、賀陽宮〔宮に傍点〕家、竹田宮〔宮に傍点〕家、朝香宮〔宮に傍点〕家の男系男子
──徳仁皇太子殿下を継承する、次の次の天皇候補者(儲君) 150
第三節 堂上公家の復活──”皇室の藩屏”として、”皇配族”として 161
第六章 「必ず男系男子を立てよ」──孝謙天皇の教訓 164
第一節 「準・女系女子」の悲劇──人形の孝謙天皇、迷走の称徳天皇 164
第二節 皇統意識が希薄な「女系女子天皇」 171
第三節 「皇配は皇族でなければならない」
──道鏡を「第二の光明皇太后」にする称徳天皇錯乱の教訓 180
第二部 「反・天皇」デマゴギーの解剖
第七章 性差破壊〔ジェンダー・フリーとルビ〕の手段としての「女性天皇」論
──「男女平等」は、天皇制廃止の入口 190
第一節 マルクス・レーニン主義の革命としての「男女共同参画社会」 194
第二節 「狂人」フーリエと「スターリン教徒」ベアテ嬢
──日本の「男女平等」の源流 202
第八章 「反・天皇」の、新〔ネオとルビ〕アナーキストと転倒の論理 216
第一節 「君が代」を憎悪する「隠岐島コミューン主義者」松本健一 218
第二節 「保守絶滅」に驀進する「無頼と放蕩の奇才」福田和也 226
終 章 即時解散すべき「皇室典範有識者会議」
──「紛更を許さず」は、皇室典範の大原則 246
第一節 死守すべき、皇室典範の第一条と第九条と第十二条 246
第二節 現・皇室典範の破壊を目論む危険な「有識者」たち 254
あとがき 267
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著者略歴
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中川 八洋(なかがわ・やつひろ)
昭和20年生まれ。福岡県出身。東京大学工学部航空学科宇宙工学コース卒、米国スタンフォード大学政治学科大学院修了。筑波大学助教授をへて、昭和62年に筑波大学教授、現在に至る。専門は、エドマンド・バークを主に英米系保守主義の政治哲学・憲法思想。フェミニズム、フランクフルト学派、ポスト・モダンなど、現代思想にも取り組む。著書には、準備中も含め、次のとおり。
〔英米系政治哲学〕
『保守主義の哲学』(PHP研究所)、『正統の哲学 異端の思想』(徳間書店)、『バーク保守主義の哲学と外交』(準備中)、『ハミルトン哲学と米国憲法』(準備中)。
〔憲法思想〕
『正統の憲法 バークの哲学』(中公叢書)、『国民の憲法改正』(ビジネス社)、
〔現代思想〕
『与謝野晶子に学ぶ──幸福になる女性とジェンダーの拒絶』(グラフ社)、『ポストモダン思想概論』(近刊)、『丸山真男とフランクフルト学派』(準備中)。
〔教育思想〕
『教育を救う保守の哲学』(共著、徳間書店)
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所蔵
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国立国会図書館 あり(請求記号:AZ-236-H3)
http://iss.ndl.go.jp/
都立中央図書館 なし
都立多摩図書館 なし
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情報元
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他文献
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一、渡部昇一・中川八洋『皇室消滅』pp.143-144
《「有識者会議」の名簿が発表になった二〇〇四年十二月に、その『報告書』は、完全に想定できましたので、この十二月に私は、初級入門書(『皇統断絶』)、中級解説書上級専門書の三冊、計千枚の「皇位継承学」(仮称)を出版する計画を立て、すぐ執筆を開始しました。今はこの三作目に入っています。》
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備考
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・刷情報;2006年3月3日第2刷
・標題ウラに、以下の記載あり。
《さだめたる 国のおきては いにしへの 聖のきみの み声なりけり (明治天皇御製)》
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内容
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更新履歴
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2013-05-27
2016-02-04 情報を追加しました。