『悠仁<天皇>と皇室典範』

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〔副題〕 -
〔著者〕 中川八洋(筑波大学教授)
〔シリーズ〕 -
〔出版社〕 清流出版
〔発行年〕 2007-01-19
〔ページ〕 343頁
〔ISBN等〕 978-4-86029-190-7
〔価格〕 定価(本体2000円+税)(2,100円)
〔箱・帯〕 箱:なし 帯:あり
〔体裁〕 四六判 19.5cm×13.5cm ハードカバー
〔図表〕 あり
〔注記〕 -
〔分類〕 図書
〔備考〕 <天皇>は、原文では□囲みとなっている

 

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目次
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まえがき 悠仁<天皇>の御世に向かって 1

 

第一部 皇室廃絶の教理〔ドグマ〕づくり──日本の憲法学

 

 第一章 明治皇室典範と「宮澤・杉村皇室典範」
  第一節 宮澤俊義・杉村章三郎・鈴木義男らの暗躍 24
      ──現・皇室典範を起草した共産革命家たち
  第二節 「日本の至宝」明治皇室典範は、どう改悪されたか 39

 

 第二章 園部『皇室法概論』の解剖(1)
     ──皇位継承切断と皇統絶滅のイデオロギー
  第一節 皇位継承をいかに切断するか──園部逸夫の妄執 56
  第二節 「世襲」(憲法第二条)=「男系男子の継承」(皇室典範第一条) 62

 

 第三章 園部『皇室法概論』の解剖(2)
     ──天皇制度の自壊と”魔の呪文”「天皇の人権」
  第一節 カルト福音としての「人権」─米英憲法は「人権」をなぜ排撃したか 85
  第二節 「天皇の<人権>」─人権教徒の奇語─は何を狙う 94

 

 第四章 「血塗られたルソーの狂気」と横田耕一の「教説」
  第一節 「政教分離」狂の横田は、無神論者? 理神論者? 111
  第二節 「男女平等」は、憲法第二条違反 136
      ──憲法の規定「世襲」は、女性天皇排除の定め
  第三節 「国民主権」─王制廃止と無憲法化の教理 151
  第四節 「例外」説は、憲法学か、革命の政治キャンペーンか 154

 

 第五章 伝統・慣習(”不文法”)は、明文憲法を”支配”する
  第一節 ”法”を母胎としない憲法は、”憲法”ではない 164
  第二節 女性天皇は、”憲法”違反 181

 

第二部 「天皇制廃止学の祖」宮澤俊義
 
 第六章 「国民主権主義」は、天皇を呪う六文字経文
  第一節 「八月革命説」─共産政権樹立を日本に待望した詭弁 194
  第二節 魔語「国民主権」に取り憑かれた宮澤俊義 202
      ──「君主主権」を排撃した明治憲法は、”英米憲法系”
  第三節 尾高・宮澤論争─”勝者”尾高の説が忘却されたのはなぜか 214
  第四節 「天皇制廃止」の妄念を「学」で包む、宮澤”革命憲法学” 228

 

第三部 憲法神授説──日本の憲法学界を跋扈する、憲法の宗教経典化

 

 第七章 ”法の支配”を排撃する、日本の憲法学界
  第一節 「法の支配」をスローガン化して、”法の支配”を絶滅せよ 252
  第二節 ”法の支配”を顕現した米国憲法 257
  第三節 民衆への警戒、デモクラシーの制限 268
      ──「国民主権」の排除なしに、”法の支配”は実現しない
  第四節 ”法の支配”原理は、国会が”法”に支配されるのを命じる 274

 

 第八章 「憲法=立法者の絶対命令」─逆立ちする日本の「立憲主義」
  第一節 「憲法は立法権力を制限する」─正しい”立憲主義” 290
  第二節 「憲法制定権力」説─”憲法蔑視(破壊)”のイデオロギー 300
  第三節 「立憲主義」─日本の憲法学界はどう歪曲したか 315

 

あとがき 「皇位継承学概論」を書き終えて 330

 

<資料> <明治>皇室典範/皇室典範 354

 

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著者略歴
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PROFILE
中川八洋(なかがわ・やつひろ)
昭和二〇年、福岡県生まれ。東京大学工学部航空学科宇宙工学コース卒。
米国スタンフォード大学政治学科大学院修了。筑波大学助教授を経て、
昭和六二年筑波大学教授となり、現在に至る。専門は、政治哲学・現代思想および国際政治学。
【英米系政治哲学】
『保守主義の哲学』(PHP研究所)、『正統の哲学 異端の思想』(徳間書店)、
『バーク保守主義の哲学と外交』(準備中)、『ハミルトン哲学と米国憲法』(準備中)。
【憲法思想】
『正統の憲法 バークの哲学』(中公叢書)、
『皇統断絶』『国民の憲法改正』(ビジネス社)、
『女性天皇は皇室断絶』(徳間書店)。
【現代思想ほか】
『与謝野晶子に学ぶ』(グラフ社)、『福田和也と《魔の思想》─日本呪詛のテロル文藝』(小社刊)、
『教育を救う保守の哲学』(共著、徳間書店)、『丸山真男とフランクフルト学派』(準備中)。
【国際政治学】
『歴史を偽造する韓国』『日本核武装の選択』(徳間書店)、『大東亜戦争と「開戦責任」』(弓立社)ほか多数。

 

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所蔵
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国立国会図書館 あり(請求記号:AZ-236-H16)
http://iss.ndl.go.jp/

都立中央図書館 あり(請求記号:323.1/ 5272/ 2007 )
https://catalog.library.metro.tokyo.jp/winj/opac/search-detail.do?lang=ja
都立多摩図書館 なし

 

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情報元
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他文献
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備考
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・装丁;西山孝司
・編集協力;松崎之貞

 

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内容

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《私が、皇室典範や皇統問題に多少の研究をするようになったのは、昭和大帝の崩御に伴い今上陛下の平成の御代になり、浩宮徳仁親王殿下が皇太子になられた一九八九年一月に遡ります。その時、皇太子殿下がご即位なされる頃をあれこれと想像しては、皇統の将来に一抹の不安を感じるようになったことが一つのきっかけでした。》(『皇統断絶』268)

 

《私が、皇位継承学の概説的な教科書を書こうと思うようになったのは、このような極度に偏った憲法学界の異様な現実に抗して、僅かでも正常かつ学術的な知見を復活させたいとの願いからでした。昭和天皇の崩御(一九八九年年頭)から今上陛下のご即位の大礼(一九九〇年秋)にかけての頃でした。》『悠仁<天皇>と皇室典範』330・331)

 

《「有識者会議」の名簿が発表になった二〇〇四年十二月に、その『報告書』は、完全に想定できましたので、この十二月に私は、初級入門書(『皇統断絶』)、中級解説書、上級専門書の三冊、計千枚の「皇位継承学」(仮称)を出版する計画を立て、すぐ執筆を開始しました。今〔二〇〇六年―引用者注〕はこの三作目に入っています。》(『皇室消滅』143・144)

 

《『悠仁〈天皇〉と皇室典範』(二〇〇七年一月)は、主に井上毅が書いた『皇室典範義解』(一八八九年)を、一一八年の時を経て、二十一世紀日本が活用できるよう書き直したものです。『悠仁〈天皇〉と皇室典範』と『皇室典範義解』が、双子のようにそっくりなのは、当然です。
 また、『悠仁〈天皇〉と皇室典範』は、『皇室法概論』を全面的に否定する視点で論が展開されています。園部逸夫(の名前で某組織)がこれに慌てて『悠仁〈天皇〉と皇室典範』への反論を緊急に出版しました。それが『皇室制度を考える』(中央公論新社、二〇〇七年九月)です。》(『小林よしのり「新天皇論」の禍毒』142)

 

《民族系・男系派の論客の中で、中川教授のように、皇位継承に関する天皇制廃止勢力の新しいバイブル、(園部逸夫著『皇室法概論』)を、正々堂々と真っ正面から純学問で批判したものは一人もいませんね。)》(『小林よしのり「新天皇論」の禍毒』137)

  

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更新履歴
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2013-05-26

 

 

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